ビットコインの取引が始まった当初は、ユーロや米ドルで取引が行われていました。
かつて日本に本社を置いていたビットコイン取引所のMt.Goxでは日本円での取引には対応していませんでした。
2014年1月にMt.Goxが閉鎖された3か月後の4月に、日本国内で初めてbitFlyerが日本円でビットコイン取引サービスを開始しました。
2017年までに日本国内で複数の取引所がに日本円での取引サービスを開始し、今では複数の仮想通貨取引所・販売所で日本円でビットコインや他の仮想通貨の売買が可能です。
インターネットサイトの為替情報として、ビットコインが日本円で取引されている場合のレート表示として、BTC/JPY(Bitcoin/ Japanese yen)と記述されています。
日本円で仮想通貨の取引する方法ですが、最初に日本国内の仮想通貨取引所にアカウント(口座)を開設しておき、日本円を送金してから取引所の公式サイトからログインして売買を始めることができます。取引方法は証券会社のネット取引とよく似ており、売り注文または買い注文を出して取引を行います。
日本国内の仮想通貨取引所・販売所を利用すれば、単に日本円で仮想通貨を購入したり換金したりするだけでなく、現物取引または信用取引投資を行うことも可能です。
日本語対応のウォレットアプリであれば取引所からコイン価格を読み込み、手持ちの仮想通貨を日本円換算で表示させることが可能です。
日本円で取引できる取引所
日本国内には複数の仮想通貨取引所があります。
最も古い老舗取引所はbitFlyerで、3年以上の歴史を持ちます。他にもbitbank、BtcBox、coincheck、kraken、QUOINEX、Zaifなどの取引所で、日本円でビットコイン取引ができます。
ZaifであればMonacoinにも対応していますし、coincheckを利用すればDAOの取引も可能です。
仮想通貨取引所では現物取引以外にも信用取引や先物取引が可能で、円建てで仮想通貨売買を行って資産運用をすることも可能です。
日本円で仮想通貨が取引できる取引所では、日本円を入金する際に銀行振込を利用します。一部の取引所・販売所では銀行振込の他にクレジットカードやコンビニ入金にも対応しています。
日本国内の取引所を利用して仮想通貨を購入し、海外の銀行口座やFX業者に送金する際に利用できます。
逆に、海外の銀行口座やFX口座から日本国内の銀行に資金を送金する場合にも活用できます。
日本国内の仮想通貨取引所は、いずれもインターネットサイトで口座開設の手続きや売買取引ができ、サーバーメンテナンスの時間以外は休日・夜間も含めて常に取引ができます。
日本国内ではビットコイン決済ができるお店は多くありませんが、日本円で手軽に取引をすることができます。