2016年7月のビットコイン半減期のチャートから読み取れる特徴

2016年7月にビットコインが2度目の半減期を迎え、10分毎に新たに発行されるコインが25BTCから12.5BTCに半減しました。この時のチャートを詳しく見ると半減期の2ヶ月くらい前までは1BTCあたり400~500USDで推移していましたが、半減期を迎える1ヶ月くらい前から価格が上昇し始めて、6月中旬には800USDまで高騰しました。その後7月に半減期を迎える頃までに約200USD弱程度値下がりし、半減期後は620USD前後で落ち着いています。長期的に見れば半減期の直前に450USDから630USDに値上がりしていますが、短期的に見れば半減期の直前に短期間だけ800USDまで跳ね上がってから急落して600USDドル台に落ち着いています。
短期的には半減期にコインの供給量が減少しても、総発行枚数が大きく変化する訳ではありません。このためコインの発行枚数の総量よりも、ニュースで半減期に関する情報が伝わったことが原因で、相場が短期間に大きく変動したと考えることができます。取引所における取引量も半減期に関する記事が掲載されるようになった頃から急増しているため、投資家が短期的に利益を得る目的で半減期直前に相場が大きく変動したことが分かります。
長期的には半減期を過ぎて数ヵ月後になってビットコイン価格が上昇しているため、これは新たに発行されるコインの供給量が減少したことによる影響を受けていることが考えられます。

ビットコイン以外の仮想通貨の半減期では価格はどうなったか

ビットコイン以外にも過去に半減期を迎えた仮想通貨があります。ライトコインは2015年8月にマイニング報酬で新たに発行されるコインが半減しました。半減期前は1LTEあたり6~8mBTC程度で推移していましたが6月中旬頃から値上がりが始まり、半減期よりも前の7月初旬に1LTEあたり30mBTEまで急騰しました。その後急激に値下がりし、半減期を迎える頃には14mBTC程度に落ち着いています。ライトコインもビットコインの場合と全く同じパターンで、半減期の直前に一時的に高騰して、半減期の頃までに以前よりも高い水準で相場が落ち着いています。長期的に見ると半減期後の方が値上がりしています。
ビットコインや他の仮想通貨が次の半減期を迎える頃についても、半減期直前に一時的に価格が高騰して、半減期の頃に以前よりも値上がりした水準で落ち着くというパターンが予想されます。
仮想通貨FXや現物取引を行う場合には半減期よりも2ヶ月以上前に大量に購入しておき、半減期直前にコイン価格が一時的に高騰したタイミングで売却することにより、大きな利益が得られる可能性があります。仮にそのまま持ち続けて値下がりしたとしても半減期以前よりも高値をキープするため、一定の利益を得ることができます。

半減期と相場の関係